こんにちは。
ベィmagazine編集部の肩です。
ベィmagazineが届く直前まで、アメリカのコロラド州で人体解剖の研修に参加していました。
研修のオフの日に市街地へ観光に行った際に感じた、アメリカの車いす事情について今日はお話しします。
車いすユーザーが多い!
コロラド州では外出している車いすユーザーがとても多いように感じました。
しかも、自走している方が多かったです。
一緒に行った方も、車いすが多いねっていうくらい。
一番アメリカだなーと思ったのは、車いすでマリファナを吸いにきている人がいたこと。
僕が滞在したコロラド州は大麻が合法で、コロラド州を訪れた4月20日は大麻パーティーが公園で行われていました。
そこに、大麻草のTシャツをきた車いすユーザーの方が並んでいて、やりたいことがあればバリアもクリアできるんだ!を目の前で感じました。
もちろん、日本では大麻は違法ですし、僕ももちろんアメリカ滞在中はやっていませんよ笑
車いす乗降用のスロープ搭載バス
市内を走っているバスに何度か乗ったのですが、毎回車いすユーザーの方が乗車されていました。
入り口はスロープが格納されていて、その近くに車いす用のスペースが。
車いすユーザーが降りるタイミングで、スロープ付近にいる人が移動して、運転手がスロープをだして、スムーズに下車していました。
乗車している人もみんな当たり前のように、スロープが出せるように移動。
車椅子ユーザーがいる生活が当たり前なんだなーって感じた瞬間でした。
車いすでスポーツ観戦もできる
滞在中にはNBA、メジャーリーグの観戦に行ったのですが、どちらも車椅子ユーザーが観戦できる場所がかなり豊富にありました。
NBAは入り口入ってすぐの場所、メジャーリーグでは通路の一角をしっかり確保されていました。
どちらも、導線がしっかりしているだけでなく、試合が十分に見れる位置でした。
これならスポーツ見に行きたい!って思うような会場作り。
そしてホームラン打ったりしたら、車いすユーザーともハイタッチ。
車椅子ユーザーもみんなサポーターじゃん?というような雰囲気で、良い意味で特別視してないなと感じました。
車いす以外もおしゃれ
おそらく免荷するための、装具だと思いますがキックボードみたいな感じで巧みに使いこなしていました。
滞在中通訳をしてくれたアメリカのATCの後輩は、「授業にあれでくる選手もいますよ」って。
これだけ移動しやすそうなら、松葉杖よりも全然良さそうじゃん!って思いました。
アメリカの車いす事情まとめ
車いすユーザーが多い
バスや、スタジアムなどハード面が充実している
いい意味で周りの人が車椅子ユーザーを特別視していない
完全に観光中に感じた主観的な感想ですが、ベィmagazineの作成に携わらなければ気づかなかったことばかり。
来年またコロラド州に行った時には、さらなる気づきを持って帰ってきます!